よろこびを歌えよ

最近の映画とか歌で多いんだけど…(あんまり最近とか昔とか言いたくねーが)
人が死んで悲しいわ!おしまい。ってやつが物凄い嫌だ。
生憎自分は近しい肉親が亡くなったり、とか事故で友人を亡くしたりといった経験はまだないんだけど(なんかゆとりって言われそう。みんな元気なんだからしゃあない)
けれどそういった経験のある人は、その時の話をするだけで人目憚らず泣いたりする。ただ事じゃねえっていうのは、判る。
それで話を戻して、人が死んで悲しいわ映画の何が嫌って、とにかく泣かせればいい映画だ、みたいな感覚があるのかしらんが、人のそういう悲しい記憶を喚起して泣かせようとしている部分だ。
それぞれの人の持っている死の悲しみの部分をつっついて、何が泣ける映画だろう、いい映画だろう。そんなん当然泣けることは泣けるだろう。でもそれって鼻にこより突っ込んでくしゃみが出るのとかわらんのと違うか?いい映画どころか使っている手段はかなりエグいぞ。

映画や歌詞なんてフィクションなんだから、死にそうだったけど助かった!寧ろ死んだけど生き返った!ヤッター!うれし泣き。ぐらいの歌や映画があってもいーじゃないか。
おしりをかじってなんぼの虫や三兄弟の団子がいる世界だぞ。