装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 6<最終巻> [DVD]

 
遅れながら最終巻見させていただきました。
 
キリコの出生の謎などに触れる部分はありそうでありませんでしたね。全体的に過去の謎に立ち向かうつくりというよりは、新たなボトムズのストーリーをまたひとつ綴った、という印象でした。
ペールゼンファイルズ」といういかにもなタイトルや、思わせぶりな予告などのせいか、謎をそのままにした話の進行には若干肩透かしを食らった気分も初見ではありますが、再び通して見るとまた違った印象を持てるかもしれません。
 
ただ、至極個人的な意見ですが、謎を清算するだけの新作ならばこうは面白くなかったのではないかと思えます。ミッシングリングは設定資料集にでも乗っければ済んでしまう話しですし。
映像作品として、謎にがんじがらめにされず、非常にのびやかなボトムズのストーリーを2008年に見れたことをとても嬉しく思います。
 
※別所に書き込んだ原文まま。