■

これは一回面白そうだなあ、と思ったんですがあっさりスルーしたことがあって、お前のフロンティア精神は何処へ行った！と自分を叱咤せずにはおれない。最近は新刊情報がネットで見れるもんだから読んでいる漫画の続刊は間違いなく発売日には買うようにしていたのに、知らない漫画に対しては逆に積極的ではありませんでした。反省
内容は第二次世界大戦を叩き台に、脳味噌以外を機械にとっかえた人間兵器が台頭し始めるという架空戦記もの。残党兵ってタイトルが気になるんだけど、やっぱり戦後の話もあるのかなあ。
コミックリュウのコミックスは今回初めて買ったのですが、作家のラインナップがアフタよりは奇抜でなくウルジャンよりは手堅くないという、ありそうでない所を突いている感じ。
　

あんまし面白くない話ですが、もう数ヶ月前にアナウンスがありましたが、漫画家のＳＡＢＥ先生がお亡くなりになられました。
なんというかこういう時に、マイコーの時も思ったけど、お祭り騒ぎのように思い入れの無い人までご冥福をお祈りしまくるのもどうかと。
祈るだけならそりゃあタダだけど、それって葬式に全然知らない奴が来るように、失礼なことじゃないかなあ、と思ったのであえて時期を外して今書きますが
自分の好きな作家さんや役者さんが死んでしまう、という感覚は、作家さんの年齢からして後数十年ぐらいは味あわないだろうと思っていたのでだいぶショックでした。
１８禁ネタにゲラゲラと笑いながら、地球上でこの人にしか描けないなあ、と思わせてくれる作品が多い中、多くの素晴らしいギャグ作家達がそうであるようにシリアスを書かせてもバッチリと決まる、えーっと、とにかく大好きな漫画家さんでした。
僕もただのファンってだけで、それ以外は何も知らずに葬式に来た奴の一人ですが、悼ませていただきたい。もうこの人の漫画が読めないのかと思うと、とても悲しいので。