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伊丹ー!俺だ結婚してくれ!
今回も限定版を買いました。限定版のオマケがノートと下敷き→ドラマCD→今回はアニメDVDとみるみるレベルアップしているのですが、値段も相応にレベルアップしているのが苦しい。数字を書くのは野暮なので、どれ位の値段かというとこの限定版一冊で今までの通常版が全部揃う。
付録のDVDの中身なのですが、29分の内26分ぐらいが、SDキャラがそれぞれの一枚絵で口パクで喋っているだけというとんでもない代物でした。
呆然としながらあ…ああ、ここで尺を稼いで最後にスパートをかけるのだな、と観ている最中には思ったのですが、残りの三分ぐらいもなんというか全く普通の出来で、正直通常版買えばよかった。アニメの製作がプロダクションIG!なんてうたっていたから、期待しすぎてしまったかな。
付録の文句はこのへんにして、本編は毎度良い所で区切りが付いていて、今回も読み応えがありました。
この人の漫画はキャラクターや話のつくりが細やかで、でも少女漫画よりはさばさばとしていて、少年漫画よりはえらく現実的でゴリ押しはしない。しかしその場でお高く止まって胡坐をかくようなことはない、という前向きな世界観がカッチョイイなあといつも思います。新刊を読む度に続きが待ち遠しくなってしまいます。